夕方、家の外で男の子2人くらいが何か歌を歌っているのが聞えてきた。自分は「あー、誰かが歌ってるなあ」としか思わず、何の歌かもわからなかったのだが、これを聞いて突然、子供が「この歌って、おおげさなんだよね」と少し嫌そうに言ってきた。
「この歌知ってるの?」
「うん」
「どんな歌? 歌ってみて」
と頼むと、歌ってくれた。歌詞はこんな感じ。
「フレー、フレー、白組。白い稲妻が地球を回る。光の矢が駆け抜ける〜」
早い話が秋の運動会で歌う白組応援歌らしい。小学校では夏休み明けに運動会の本格練習に入るから、今から歌の練習を始めたようだ。
で、「おおげさだからイヤ」っていうのが結構おかしい。確かにおおげさすぎるよね。
子供が言うには、自分が思う運動会の応援歌って
「リレーでがんばれ 綱引きひっぱれえええ」
みたいなやつなんだって。うーん、身の丈にあいすぎ。
こういう時の歌っておおげさなもんじゃん、と母は今まで疑問に思ったことなかったよ。
自分たちが小学生のころも「赤組は燃える炎」というコンセプトで替え歌作ったりしてたっけ。