珍しいお客

昨日のことだが、子供の保育園時代の友達が、突然ひとりで訪ねてきた。
お母さんに頼まれて、連絡物を持ってきてくれたのだ。えらいなあ。
彼は補助輪つきのチャリで長い坂道を下ってきたらしい。
「遊んでいくのかな?」と思ったが、すぐ帰れと言われているのか、うちに渡すものを渡すとわりとすぐ帰ってしまった。子供は急に現れた旧友にやや興奮気味。あわてて裸足で飛び出してきたので
「なんで裸足で出てくるの? 靴を履いて」と注意すると
「あああ、そうだ。 恥ずかしいいい」
などどよくわからないリアクション。ようやく靴を履いてきた子供と二人で帰っていく彼を見送ったが、
この坂を補助輪つきチャリで登るのか?→やっぱ無理ですぐチャリを押す→突然振り向いてこちらに一言
「もう補助輪とれた?」
私「まだだよおお。まだ補助輪つけてる。全然乗れないの」
「そう」
また前を向いてチャリを押す→ようやくまたがる→そこでまた突然振り向いて一言(すでにかなり離れてるけど)
「○○(うちの子供の名)! いつもお母さんのこと、ママって呼んでる?」(けっこう大声)
うちの子「ううん。 お母さんって呼んでるよ!」(こっちも大声)
「そう。それじゃあな」
謎の会話だ。おもしろかった。