奈良

連休後半に奈良へ行ってきた。天気に恵まれたのはよかったが、寺巡りでひたすら疲れた。
奈良には修学旅行で行ったことがある。今回行ったのは代表的なところばかりで、初めての場所はほとんどなかったのだが、当時の記憶がいかにあいまいか(ないか)がよくわかった。
これまで写真で見てきた仏像が、実物を見るとぜんぜん違うものに見えるというのは新鮮な発見。
どこへいっても「寄進してくれえ。瓦買ってくれえ」と書いてあった。まとめて興福寺に瓦を寄進する。南無南無。法隆寺は朝早めに行ったせいか、さわやかでよかった。今回行った寺の中では、一番大陸的な気がした。あと、奈良は食べるところが多いともっといいなあ。

がめらあ がめらああ

家族でガメラ映画を見に行く。
前半は伊勢志摩が主な舞台なのだが、伊勢志摩が伊豆に似ていることに驚く。一瞬、沼津や城ヶ崎で撮影したのかと思った。クレジットを見るとそんなことはないらしいので、本当に似てるってことなんだろうね。

津田寛治さんが主人公の父親役で出ていたが、実はかなり活躍しているので「ほとんど主人公みたいなもんか?」とちょっと思った。妖怪大戦争の時より津田さんの子供時代(子役)と大人時代(ご本人)との落差が激しくなくて、ほっとする。津田さんはかっこいいと思うけど、どうやっても神木隆之介くんが成長したら津田さんになるのには納得いかなかった(「妖怪大戦争」)ので。

人間になぜか尽くしてくれるガメラは、今回も力を振り絞って戦ってくれ、クライマックス近くでは「奇跡」も起こる。まあファンタジー映画だからいいんだけど、気合いを入れてみていた子供が地声で(もともと声がでかい)「なんで?」と聞いてきたのには、ちょっと返答に窮した。「息子よ。今この映画館で見てる人はほとんど全員が「なんで?」と思っているよよお。」というわけにはいかないし。

あと、映画館のある隣町が意外にゴミが散乱していてびっくりした。あの町は大丈夫なんだろうか。

椿山荘

先週末は椿山荘で会食会。
初めてドイツ人に間近に接したが,当然会話できないので片言の英語でご挨拶。
そのときは緊張のあまり?気がつかなかったけど,家に帰ってから反芻してみると,挨拶のあと,「彼(つまり夫)の娘か?」と聞かれたような気が。「his sister?」だったかしら?
そのときは必死で「何か違ったこと言われた」と思って「ひーいず まい はずばんど」と答えたんだけど。
ふと,昔妊娠9カ月くらいの時に家にいたところ,たずねてきたセールスマンに開口一番「おかあさん いる?」と聞かれたことを思い出した。「おかあさん」とはいっしょに住んでなかったし,お腹大きかったんだけどね。あとで夫に「腹部が極端に肥満した小学生と思われたのかなあ」といわれたのが,ショックだったっけ。

”熟成やずやの香醋欲しい!”

熟成やずやの香醋欲しい!
やずや やずや」。かなり気になっていたので,もらえるといいな。

今日は実家の両親といっしょに食事。昨年末,父がうちの子供に「クリスマスプレゼントは何かいいかな?」と聞いたところ,子供が「カニが食べたい」と言ったので,その約束を果たしてくれたのである(自分と夫はさすがに少し払ったけど)。
クリスマスプレゼントに「カニ」って。。。結構珍しいかも。かに会席なるものをいただいた。かに尽くしだったので,当分かにはいい気分。
店がわりと寒かったので,全員で「かにしゃぶ」とかにすればよかったね,と言い合いながらの帰宅となった。

生活科

生活科の教科書をのぞくと,社会だか理科だか家庭科だかいろんなものが渾然一体となった,わけのわからないものになっている.教えるほうも何でもありなのかしら?と思う.とりあえず,今は子供に家庭の一員としてのやりがいを感じさせ,家族のあり方について考えさせる項目を学んでいるらしい.で,子供が家庭の仕事に参加するべく,学校で「お手伝いカード」のようなものを書いてきた.
彼が最初に決めてきたお手伝い(自分の仕事)は「ほうきではっぱをはく」.母としてはお手伝いをしてくれて嬉しい反面,微妙なストレスに苦しむ.
子供が金属製のちりとりをもって車の周りをとてとて回るため,車に傷がつかないかと気が気でない.ごみがあって自分がすごく気になるときにも,子供がはくまでぐっと我慢をしないといけなかったし.何より最近ものすごく寒いのに,夕方子供につき合って外の掃除をしないとならないし.
今日,次にやる別のお手伝いを決めたと聞いて,ちょっと嫌な予感がしたが,今度は「おさらならべ」.室内なのはいいけど,またお皿の安全を祈ってどきどきしなければならなそうだ.たいしたことない皿ばっかりなんだけどね.

エアロビ

今日から週一でエアロビにチャレンジすることになった.エアロビといえば,学生時代に2・3度友達に誘われてやったことがある程度.その友達は何年も続けてかっこいいレオタードがよく似合うようになっていったが,自分はジャージで挫折していた.
今回インストラクターが「エアロビは初めて,という方.どのくらいいますか?」と元気に聞いてくれたので,一応手を挙げておく.インストラクターは「なるべく鏡の前でやってくださいねえ.自分の動きをチェックする感じで」と言っていたが,ふと鏡に目をやると,インストラクターとは似ても似つかない「なんとかおけさ」みたいなのを踊っている女(自分)がいた(「初めて」ってことにしといて本当によかった).鏡の自分は客観的に見て,普段頭に描いている自分より一割から二割程度ふっくらしている.とくにほっぺたがぷるぷるしていて幸せそうだ.現実を直視するのはけっこうつらい.
昔やったときも思ったが,エアロビのインストラクターは,みんなしゃべり方も同じようになるらしい.今回の先生も独特のしゃべり方だ.「クラップ ヨア ヘアンド」と言われて手をたたき,「アップ ダウン」という声に合わせて動いてみたものの,これもちょっとつらかった.

自転車

昨日一生懸命書いた日記。プレビューしていたら,なぜか消えた。なぜ? 酔っぱらってたのがいけないの? 「何で? 何で?」と叫んだが,夫には相手にしてもらえなかった。自分はお酒好きだが,妻が酔うのは嫌いらしい。
気を取り直して,昨日書きたかったことを書く。
子供が今,自転車練習中。かなり乗れるようになってきた。まだ一般道に出るのは無理だけどね。
自分は確か小学校1年生の時に自転車に乗れるようになった。補助輪をはずしてもらった自転車の後ろを,姉に押さえてもらい,「お姉ちゃん,離さないでね。離さないでね」と叫びながら必死にこいだ。で,気づいたら一人でこいでいて,感動した。わーーーと思った。
当時通っていた小学校では「1年生は路上で自転車に乗ってはいけません」というルールがあったので,2年生になるのを心待ちにしていた。が,2年生になる時転校して,転校先の学校には「2年生までは路上で自転車に乗ってはいけません」というルールがあり,がっかり。交通公園で練習しながら3年生になるのを待ち構えた。3年になる時にも転校したのだが,転校先の学校では何年生でも自転車に乗ってよかった。が,当時の家はとんでもないお山のてっぺんの方にあり,自転車でどこかへ行くというのは,あんまり現実的ではなかった。学校の交通教室ではグランドの砂ですべってスピンターンを決めるという快挙を成し遂げたものの,自分の自転車本格デビューは,結局大学生になってからだった。
今住んでいるところは比較的平地なので,子供たちは自転車でかなり走り回っているようだ。うちの子供も影練を積んで,立派にデビューして欲しい。